「ほら!やっぱりダメだった」の亡霊に憑りつかれている人、いませんか? 2-3

あなたの思いを叶えるために、知ってほしい「想いを叶える3つの法則」

  • 願望の法則:「何がしたい?」
  • 無意識の法則:「やれる自信ある?」
  • 技術・知識の法則:「どうやって?」

これをあなたの現実に引き寄せるブログセッション。


失敗に思いをはせるのではなく、成功のことを考えるようにする理由。

想いを叶える3つの法則<無意識の法則>

私たちは自分が思っている自分になる

私たちは自分を何者だと思っているのか?といった自己認知(アイデンティティ)によって持っている力を発揮できたり、できなかったりする。

なぜなら、私たちは自分が思っている自分になるからだ。

どこか心の中で、うっすらでも「きっと今回もダメなんだろう」といった自己認知で自分を疑いながらやっていると、無意識に「失敗する自分」をイメージして、成功が近づいても無意識に失敗するような選択や感情、思考となって、自分が勝手に作った自己認知「失敗する自分」を実現させてしまう。

自分が勝手に作ったと書いたのは、自己認知が作られるのには過去の出来事が強く影響していて、起こった出来事自体より、その出来事を自分がどう解釈したかによって自己認知は作られてくるから。

私たちが学習するとき、過去の経験を元にしている。
危機管理上それは大切で、快楽より痛みを避けたがるのは自分を守るためだ。

熱いやかんに触ってしまって火傷をしたら、やかんに気軽に触れることはなくなる。熱くても冷めててても「やかん」に対して用心深くなる。
これは「やかん=危険、熱い、火傷」といった認知が出来上がったからだ。

冷めたやかんでさえ用心するように、過去のチャレンジの失敗を「自分にはダメだ」とか「わたしがダメだからだ」と解釈していると、傷つきたくないために気軽にチャレンジしなくなる。チャレンジしたとしても「きっとダメだろう…」が足を引っ張る。「ほら!やっぱりダメだ」となるように無意識にそういう選択をしてしまうんだ。

「過去」は「今」につながっている。が、「過去」は「未来」には直結していない。「未来」につながっているのは「今」だけだ。

過去は未来とは関係ない。

過去にダメだったから未来もダメとは限らない。
過去に失敗したから未来も失敗するとは決まってない。
過去にダメ人間だったとしても、未来もダメ人間で生きる必要はない。

あなたの未来を過去に渡す必要はない。

学習して身につけたものは、学習して必ず変えることができる。
あなたが自身を何者と見ているのかは、過去の学習で作られたもの。
だから、学習して書き換えることができる。

あなたはあなたが思っているあなたになる。

コラム《わたしの場合》

やれる時は「やれるか?やれないか?」なんて自分を疑う思考が全くない。

100キロウルトラマラソンを完走した際、走っている最中に「完走できるかな?」なんて自分を疑う考えは全く浮かばなかった。

2ヶ月で10キロのダイエットチャレンジの際、最初は「本当にやれるんだろうか?」と自分を疑っていた。
しかし、身体と生活のリズムをつかむと「できるか?できないか?」といった思考にならなくなった。

「自信がある、なし」といった思考に振れる時は自分が自分を疑っている時だ。

疑っても何も得るものはない。
だから自分を信じなさい!でもない。
それだと、いつまでも「自分を信じる信じない」の思考に止まってしまう。

疑っている暇があったら少しでもゴールに向かう動きをする。
マラソンなら今日、10歩でも昨日より多く走る。
ダイエットなら今日、背筋を伸ばして座る時間を1分でも昨日より長くする。