未来は誰にもわからない

4nessコーピングでは、あなた自身があなたを「どう認知しているか」といったセルフのB(自己概念)が現実に投影されているといったスタンスで、自身を深く学ぼうとしています。

あなたが思っている「あなた」を確認できる現実しか目に入ってこないからです。つまり、あなたがみている現実は、あなたのセルフのB(自己概念)が創りだしているとも言えます。

しかしながら全てがセルフのB(自己概念)の投影ではありません。残念ながら「なぜこんなことが私に降りかかるの?」といった出来事も起こりもします。例えば、最近では新型コロナもそうですし、天災などもそうです。

この先、何が起こるかなんて誰にもわかりません。
ただ、先がわからないとなると不安ばかりが大きくなりすぎる人がいます。不安にもセルフのB(自己認知)が存在するとすれば一体、どんなことだと思いますか?

不安は
「これから起こるさまざまな状況を乗り切れないかもしれない」
「うまく対処できないかもしれない」といった
自分自身に対する恐れが強く働く時に現れるものなのです。

だから、今一度考えてみる必要があります。
想定外の出来事が起こったら、あなたは本当に乗り切れないのでしょうか?

あなたは今まで多くの課題を乗り越え、対処し、上手くやってきたのではないでしょうか。

子どもの頃とは段違いなほど、事実を見る力も付いていて、選択肢の幅も広がり、選ぶ力もついてきているはずです。

実はすでに「乗り越える力が充分ある自分」に気づけていないのではないでしょうか。

・誰かに頼ることにもOKが出せています。
・出来ないことは出来ないと言えます。
・仮に選択肢が間違っていたとわかったら、やり直せばいいのも知っています。
・感情に良いも悪いもないことも理解しています。

疲れてしまうのは当然です。
突発的な出来事や初めてのことは緊張状態にあるのですから。
一時、やる気がなくなってしまうことも自然なことです。
しかしそれはあなたの能力や存在価値とは関係ありません。

出来事に対する解釈は人によって違います。
「自分に出来事をどうフィードバックしたか」の結果が感情です。
それも選べることを知っています。

何が起ころうがしっかり対処できる力があなたにはあるのです。

頭ではわかっていても、そう思えないときもありますね。
そんな時は疲れているのです。まずはしっかり休みましょう。

強いストレスがかかると人の脳は危機管理のために論理的な思考をする新皮質とのつながりを弱くします。身を守るためです。生きることが最優先なのです。

しっかり休み、心身ともに健全さを取り戻すのが最優先。

健全な状態に戻れば、あなたには生きてゆく力が充分にあり、何が起ころうがサバイバルできるメンタルが既にあることに気づくことができます。さらに育んでゆくこともできるのです。

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