人が偏りがちな3つの意識
私たちは「被害者」「加害者」「傍観者(批評家)」といった3つの意識のどれかに偏ってしまっていることがあります。
それぞれの意識のメリット、デメリットを見てみましょう。
被害者意識
〈メリット〉被害者だから自分から何もしなくていい。
被害者になることで相手を加害者にでき、攻撃できる。
被害者(可哀想な自分)になることでかまってもらえる、
自己確認できる。
〈デメリット〉幸せを受け取らない。
加害者意識
〈メリット〉自分の価値の大きさを確認できる。
〈デメリット〉等身大の自分で生きれない。
批評家意識
〈メリット〉批判する側にいることで失敗の回避。
〈デメリット〉いつまでも自分の人生が始まらない。
今の自分はどれかの役割に傾いていないか?
人はシンプルに分けれることの方が少ないからどれか一つだけじゃなく、被害者と批評家を併せ持っているかもしれないし、加害者であり被害者であるかもしれない。
自分がどれかの意識に強く傾いてないか?
どの意識の傾向が強いか?
などを意識できると、どの役割を選択するかを主体的に選べるようになります。
主体的に選ぶかそうで無いかと同様に、どこを選ぶかが大切なのですが、
3つの役割のほかにもうひとつ役割があります。下記の図です。
どの役割も演じない、中心が存在します。どこにも偏らない「私」です。
ここがあること、ここに居ることを意識することが大切です。