ただ「そうだった」ということ


感情の取り扱い事例
原因など無い

原因を追及する受講生は少なくない。
原因がわかれば納得がいく。再発させないこともできる。

ただ、「原因がどこにもないことがある」ことも知っていて欲しい。

先日の受講生は、どうしてもうまくいかない同期がいた。部署も違うし、顔を合わせるのは年に何度かだし、仕事上問題はない。が、同期だから…と考え、良い関係を結べるように長年さまざまな努力を受講生なりにしてきたと言う。

受講生は「私の力不足だと思うのですが、何が悪いのでしょう?」と尋ねてが来た。

それは違う。
私は明確に否定した。

あなたが悪いわけでも、相手が悪いわけでもない
ただ、そういうことがあったということ。

原因は誰にもない
無理やり言うなら「相性」なのかもしれない。そういう交通事故的なことは起こる。ただ、そういうことが起こったということ。それだけ

もちろん、あなたの中に何かタネがあるのかもしれない。自己責任の考えも悪くない。自分以外のことばかり責任を求める人よりうーんと良い。けど、責任の範囲を広げすぎるのは良くない。起こることが何もかも自分の責任というわけではない

責任の境界線は主体的だ。
どこにも責任の所在がない場合があることを知っておこう。起こること全てに原因があると考えると本質的な答えを見失う考えなければならないことがあるとするなら、それがあなたにとって必要なことかを判断できているかどうかの方だ。