ダイエットに見る、「ポジティブ」だけを目指す自分が弱いわけ 2-12

あなたの思いを叶えるために、知ってほしい「想いを叶える3つの法則」

  • 願望の法則:「何がしたい?」
  • 無意識の法則:「やれる自信ある?」
  • 技術・知識の法則:「どうやって?」

これをあなたの現実に引き寄せるブログセッション。


ポジティブとネガティブ、どちらも「わたし」。

想いを叶える3つの法則<無意識の法則>

なぜ、ポジティブだけではダメなのか

前回、私たちの中にはたくさんの「わたし」が居ることを書きました。

私たちはポジティブな自分で生きていきたいと思うものです。長子は特に「いつも笑顔で快活なわたし」をやってきているケースが少なくないので、そんな自分ばかりを伸ばそうとし、「ネガティブなわたし」が置いてけぼりです。

「ネガティブなわたし」とは、例えば嫌だと感じる自分や誰かや何かのせいにする自分です。ダイエットなら、食事会があるからダメなんだとか、こんな糖質カットの食事は嫌だなといったものです。

ネガティブな自分を押さえ込んでる人は、こういった話をすると「ダメと思っていいの?」と尋ねてきます。なぜなら、「そう思う自分がダメだ」と思い込んでいて自分の感情に蓋をしているからです。

感情に良いも悪いもありません。感情は全てあなたの人生を豊かにする大切なヒントです。

特にダイエットは、健康的な食事や運動の習慣が身につくことが本来の目標ですから、あなたが続けられそうもないことを頑張ってやっている状態では、ダイエットそのものを続けられなくなります。本末転倒です。手段が目的ではないのです。

食事会がダメなら、食事会の回数を減らす。食事会のアルコールがダメならアルコールを制限する糖質制限が嫌なら糖質を取りながらもスレンダーになる食事にするなど工夫が必要なのです。

何事にも表と裏があるので、ポジティブな自分がいればネガティブな自分がいるのは自然なことです。それなのにポジティブな自分だけで生きようとしていたら、あなたの可能性の半分しか使ってないのと同じになります。ネガティブな自分も活用してこそ、可能性は全開になるのです。

ポジティブな自分もネガティブな自分も、自分なんだと受け入れることがあなたの変容のドアを開けます。