『人が変わるしくみ』には3つの要素がある。
変わろう!という意欲だけではリバウンドしてしまった私は、分析から始めた。
まず最初に、「変わりたい」「変わろう」と思う時、
そこに願望か必要性がある。
例えば、気に入った服を試着してファスナーが上がらない、ビチビチで思い描いていたシルエットと違う際や好きな人ができた時など、
どうしてもやりたいこと、なりたい自分の姿、理想のあり方が存在する。
このままじゃ嫌だ!女盛りが終わってしまう…などの「こうなりたくない」も願望になる。欲求だ。
必要性は、人前で水着にならなければならない!
クローゼットに入る服がない! 痩せなければ!など、
必要性に迫られているものもカテゴリー的には願望と同じになる。
この欲求のベクトルが大きいのになかなか結果を伴わない時に
ストレスは最大に発生する。
私が久々、体重計に乗って妊婦以来?という体重を目にした際は
願望というより、必要性優位になっていた。
着れる服に制限がかかっていたから。
しかし、欲求だけでは結果に結びつきにくい。
なぜなら、願望を叶える技術がないからだ。
どうやって痩せるのか?
何がベストか?
効果的に痩せるには?
といった痩せる技術が必要となる。
図にすると以下のようになる。
願望が低ければ、そもそもダイエットを始めようとは思わないだろうし、
例え願望が高くても技術が低ければ、やはり結果は出ない。
願望や必要性とそれを実現するための技術の両方が高い時、
始めて変身は成功へと向かいだす。
じゃぁダイエットを始めた時、私はどこだったか?と言うと、
この図で言うと実は、◎の場所にいた。
成功して間違いはないはずだった。
が、ちょっと減った体重は、リバウンドという言葉を使うのもおこがましいほど
あっという間に戻ってしまった。
なぜ、戻ったんだろう?昔だったら減り続けるはずなのに…。
やはり歳には勝てない⁈
ここが『人が変わるしくみ』でみんなが陥りやすく、
諦めやすい第一のポイントとなる。
実はもうひとつのベクトルが存在することが、リバウンドのお陰でハッキリした。