あと9日◆『変えられるもの』と『変えられないもの』

ベストボディ・ジャパン福岡大会まで残り10日と迫り、
まな板の鯉の気持ちがよくわかる昨今。

エントリーの際、一次審査に必要だった全身の写メを見た私は
焦りつつもまだ1ヶ月以上ある!とトーレーナーに

「あと何キロ落としたらいいんでしょう?」

と尋ねた。

彼は基本的で、衝撃的なことを口にした。

「体重じゃなくて、見た目なんです」

・・・

そう、そうね。。。
体重じゃない。見た目、見た目見た目…。

昔からたくましかった下半身。
さて、どうすっか。。。

昔から貧しかった胸。
さて、どうすっか。。。

世の中には『変えられるもの』と『変えられないもの』がある。

例えば下半身がほっそりしたら、貧しかった胸はさらに貧しさを増すだろう。
いや、下半身がほっそりし、胸もかろうじて貧しさを逃れたとしても
膝下の長さは変えれない。
腰の位置は変わらない。

1ヶ月前、10キロダウンした私に初めて
「ママすごーい!」と
高2の娘が褒めてくれた。

そんな優しい、身長がほぼほぼ同じ娘だが、
二人で並ぶとお尻の位置が違う。

もちろん、彼女の方が高い位置にお尻がある訳で…

もう一度書く。

世の中には『変えられるもの』と『変えられないもの』がある。

私たちは、自分では見た目が判断しにくいため、
わかりやすい数字で表記される体重に頼りがちだ。

が、体重より見た目という基本的なことをレクチャーされ、
改めてハッとすると同時に
『変えられるもの』には引き続き努力し、
『変えられないもの』という事実に直面化し、
『変えられないもの』を諦める
という決断を迫られた感じがした。

しかし『諦める』とは仏教用語では前向きな言葉で、
明らかに事実を見るということ。

はい。
はっきり見ました!

私の肉体はどうも
女性ホルモンより男性ホルモン優位で
昭和生まれなことを受け入れます!

人はなぜ、
『変えられるもの』をほったらかし、
『変えられないもの』を変えたい!と切に願うのか。

さて残り10日、
『変えられるもの』はどれほど変わるのか⁈